2017年01月23日

襲ってくるのは昔のスケッチブック

こうやってうだうだしているうちに1月も終わってしまいます。
去年の年の瀬に「今年も何にもしなかった。何やっているのだろう」と落ち込んだのもつかの間、1月に入りまだ何もやっていない。そう、これが私なんだよ…なんて開き直っているからタチが悪いのです。

年があけてやっと重い腰をあげ少しずつ部屋の片付けをしています。
夜中にゴゾゴゾといらないものをゴミ袋につめる作業、ただそれけなのになかなか進みません。
片付けで一番手こずるのは紙類です。
昔の写真、展示のDM、絵を描くためにプリントアウトした写真やスケッチブック、役所の書類などこれらを分類するだけの作業なのにすぐに手が止まってしまいます。
そしてちょっと油断をしていると、紙は私を襲ってくるのです。
写真や手紙からはノスタルジーがズンズンと襲ってきます。
そのノスタルジーってやつは容赦なく私を孤独の沼の奥深くに連れて行きます。
真っ暗闇のなかで「寂しいよー」と叫んでも声は孤独の沼に吸い込まれて、当たり前だけど写真に写る人は誰も気づかない。
一体何が寂しいのか、変わってしまった自分か、全く変わらない自分か、写真の中にしかいない人のことなのか。

そして何より一番手ごわいのはスケッチブック。
クロッキーや、下書き、アイディアスケッチがつまったスケッチブック。
このスケッチブックが束になりずんずんと私を襲ってくるのです。
すごく下手くそな絵だけど、ただただ無我夢中に何かつかもうとした息遣いが詰まっているスケッチブック。
もう何年も見ていないスケッチブックなのだけど、「あっ、このアイディアスケッチすごくいい!なんで絵にしなかったのだろう」と、このアイディアスケッチを昇華させようなんて思ったりしていると、
このスケッチブックの中に潜んでいる過去の私が「お前、何やってるんだよ!」と怒ってくるのです。
私はこのスケッチブックにやられっぱなしで、夜中にものすごく気持ち悪くなるのです。

私が怖いのは孤独なんかより、過去の私なのかもしれない。それは今の私がダメダメだから、昔ほど無我夢中ではないからです。
スケッチブックよ、ごめんね。来年はあなたに怒られないようにするからとそっと撫でました。


ということで、遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
まだもう少し頑張っていこうと思います。

今年の年賀状の絵です。
2017nenga.jpg




posted by kyoko at 02:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする